ＸＢＡＳＥは、サイディングプレカットＣＡＤ等、各種プレカットＣＡＤで必要とする意匠データを入力するためのフロントＣＡＤです。ＸＢＡＳＥで入力された意匠データは、各種プレカットＣＡＤへ完全直結（連動）します。

ＸＢＡＳＥで入力された意匠データ（間取、開口、屋根等）から、外壁面積や床・壁・天井の内壁面積を自動計算し、平成２８年省エネ基準に基づく外皮平均熱貫流率（UA値）、冷房期の平均日射熱取得率（ηAC値）を自動で計算します。

■外皮平均熱貫流率（UA値）

UA値は、住宅の内部から床、外壁、屋根（天井）や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値です。熱損失の合計を外皮面積で除した値で、値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いことを示します。

■冷房期の平均日射熱取得率（ηAC値）

ηAC値は、窓から直接侵入する日射による熱と、窓以外から日射の影響で熱伝導により侵入する熱を評価した冷房期の指標です。単位日射強度当たりの日射により建物内部で取得する熱量を冷房期間で平均し外皮面積の合計で除した値です。値が小さいほど住宅内に入る日射による熱量が少なく冷房効果が高くなります。

ＳＤ-Ｍｅｉｓｔｅｒの最大の特長は、プレカットＣＡＤ Ｘｓｔａｒ のＣＡＤデータ（構造材、羽柄材、部屋、開口、屋根等）を使ってサイディング割付＆プレカットが行えることです。ＸｓｔａｒとＸＢＡＳＥのデータは直結（連動）しており、プレカットＣＡＤデータをそのまま使えるのでＸＢＡＳＥの意匠入力そのものを省略できます。しかもプレカットＣＡＤデータは確定データなので、最も効率的なCAD/CAMプレカットが実現できます。構造材との取り合いもパース図で一目瞭然に確認できます。

ＳＤ-Ｍｅｉｓｔｅｒで作成されたサイディング加工データ（板取データ等）は、各メーカー製サイディングプレカット加工機にＣＡＤ／ＣＡＭ連動できます。

ＣＡＤ/ＣＡＭ構成図

対応機械メーカー

• 株式会社平安コーポレーション
• 宮川工機株式会社
• 内外工業株式会社

ＰＢ-Ｍｅｉｓｔｅｒの最大の特長は、プレカットＣＡＤ Ｘｓｔａｒ のＣＡＤデータ（構造材、羽柄材、部屋、開口、屋根等）を使って石膏ボードを割付（プレカット）できることです。ＸｓｔａｒとＸＢＡＳＥのデータは直結（連動）しており、プレカットＣＡＤデータをそのまま使えるのでＸＢＡＳＥの意匠入力そのものを省略できます。しかもプレカットＣＡＤデータは確定データなので、最も効率的なＣＡＤ／ＣＡＭプレカットが実現できます。構造材との取り合いもパース図で一目瞭然に確認できます。

鋼製天井プレカットＣＡＤの最大の特長は、プレカットＣＡＤ Ｘｓｔａｒ のＣＡＤデータ（構造材、羽柄材、部屋、開口、屋根等）を使って鋼製天井を割付＆プレカットが行えることです。ＸｓｔａｒとＸＢＡＳＥのデータは直結（連動）しており、プレカットＣＡＤデータをそのまま使えるのでＸＢＡＳＥの意匠入力そのものを省略できます。しかもプレカットＣＡＤデータは確定データなので、最も効率的な割付＆プレカットが実現できます。構造材との取り合いもパース図で一目瞭然に確認できます。